DX(デジタル・トランスフォーメーション)は、
「新しい技術(デジタル)を活用して、ビジネスモデルを変革(トランスフォーメーション)すること」
と、定義することができます。
ですが、「新しい技術」と聞くだけで「費用がかかりそう」「難しそう」というイメージがつきまとい、「変革」へ踏み出せない方々が多いことも事実です。
しかし実は、
手書きの時代からPCの導入を経てモバイル利用まで、業務のデジタル化は急速に進んできました。
フィールド業務における報告書や帳票は、紙へ手書きで記入・保管するということが普通でした。
Excelを導入する企業が増えましたが、それは手書きの書類をPCで入力し直したり、Excelで作成した書類を紙に出力・保管したりと、「紙」のデータをデジタル化しただけのものでした。
スマートフォン・タブレットが現場でも利用されるようになりましたが、スマートフォンでExcelに入力することは非常に面倒な作業でした。そして結局、最終的には「紙」に出力することも多かったようです。
これまでの書式はそのままに、「紙に出力する」という概念を捨て、スマートフォンで誰でも簡単に入力できるツールを活用し、業務を改善することが「真のDX」です。
このように、現場業務のデジタル化は進んできましたが、これはあくまでも「デジタル化」であり、「DX」ではありません。
●「紙に出力」という概念は捨て、「書式」だけを活かし
●誰でも簡単に入力でき
●入力した内容がいつでも共有できる
という業務の変革がDXです。
これは、スマートフォンとクラウドを利用すれば、すぐに始めることができます。
こちらのウェビナーは無事終了しました。
ご参加いただきました皆さま、誠にありがとうございました。
次回も何卒よろしくお願いいたします。
使用メディア:Zoom 参加費:無料
講義内容
産業機器の開発20年を経て、開発のプロセス改善コンサルティングに従事。その後はスマートデバイスを活用したソリューションでお客様の課題解決支援に奔走、フィールド業務におけるモバイル活用方法などを提案し、さまざまな業界の支援を行なっている。