「そこじゃない」をなくす──第2回LiveTaskyellのポインター機能が現場対応を変える理由

こんにちは! エージェンテック ミヤザキです。

さて、こんな会話耳にしたことありませんか?

「そこではありません」
「もう少し右です」
「今、見ている場所が違います」

現場支援や遠隔サポートの場面では、こうしたやり取りが何度も繰り返されます。

映像は共有できている。音声もつながっている。
それでも、「どこを見ているのか」が一致しない。
この小さなズレが、対応時間を延ばし、現場と支援側の双方に余計な負担を生みます。

遠隔支援が一般化した現在でも、説明が噛み合わず、結果として訪問対応になるケースは少なくありません。
問題は通信環境ではなく、視点が共有できていないことにあります。

なぜ、口頭説明だけでは伝わらないのか

映像共有は大きな進歩です。ところが現場の実務は、見えるようになっただけでは終わりません。設備も製品も、見るべき場所が複数あり、同じ形状が繰り返され、名称が人によって違うこともあります。

例えば「右上のネジ」と言っても、カメラの向きが変われば「右上」も変わります。現場側が専門用語を知らない場合は「銀色の部品」「丸いカバー」などの説明が増え、やり取りは長くなりがちです。

結果として確認の往復が増え、「もう一度写真を送ってください」と時間だけが過ぎていきます。

「見る場所」を揃えるという発想

LiveTaskyellのポインター機能は、この課題をシンプルに解消します。言葉で説明する代わりに、画面上で「ここを見る」を直接示す。それだけです。

今確認してほしい部品。操作してほしいボタン。注意すべきポイント。
これらを映像の上で示すことで、支援側と現場側の視点が瞬時に揃います。
説明の巧拙に左右されず、必要な情報だけを共有できる状態が生まれます。

実際の使い方①:「ここです」と無言で伝える

設備トラブルの初動対応では、「画面右側の銀色の部品」「その下のメーター」といった説明が必要になることがあります。

ポインター機能を使えば、対象箇所を画面上で示すだけで済みます。現場側は示された箇所に合わせてカメラを寄せたり角度を変えたりするだけでよく、場所の特定に時間を使わずに、本題である状態確認や原因切り分けに早く入れます。

ポインターで視点が揃うと、支援側は「次に現場で何を確認すべきか」を具体的に組み立てられます。必要な工具や部品の見立ても早まり、訪問が必要な場合でも準備の質が上がります。

実際の使い方②:説明のズレを防ぐ

新人や非熟練者へのサポート、普段扱わない設備の確認、緊張している現場でのやり取りでは、視点のズレが起きやすくなります。

現場側が「これで合っていますか」と不安を感じる前に、支援側が示す。この一手間が、確認のやり直しを減らします。支援側の推測負担が減り、現場側の迷いも減るため、対応のテンポが整います。

会話量を減らすことが、支援の質を高める

ポインター機能の価値は「便利さ」だけではありません。説明が短くなり、言い間違いが減り、判断までの時間が縮まります。

話す量が減ることは、冷たい対応を意味しません。むしろ、必要な情報だけが的確に共有される状態です。対応件数が多いほど、この差は業務負荷と品質に直結します。

「伝える」から「共有する」へ

遠隔支援において重要なのは、一方的に説明することではありません。同じ画面を見て、同じ場所に注目し、同じ前提で判断することです。

ポインター機能は、この「共有」を成立させるための仕組みです。結果として「どこを見ればいいですか」という会話が減り、「次に何をしますか」という会話が増えていきます。

どんな現場に向いているのか

ポインター機能は、説明のズレが業務効率に直結する現場で特に有効です。設備・機器のトラブル一次対応、カスタマーサポートでの操作案内、現場教育や引き継ぎ、訪問前の状況確認などで力を発揮します。

共通しているのは、説明が噛み合わないと時間がかかる業務であることです。訪問の前段で「まずは状況を正しく揃える」ことが重要な業務ほど、ポインターの価値は高まります。

拠点数や対応者が増えるほど、この差は教育コストと品質のばらつきとして表れます。

使い方を定着させる小さなコツ

ポインターの効果を最大化するには、運用を少しだけ揃えるのが有効です。例えば支援側は「いま指しますね」と一言添え、まず一点だけを示して確認します。現場側はその一点が画面中央に来るようにカメラを寄せる。これだけで認識合わせが速くなり、次の指示が通りやすくなります。

また、現場側の操作が止まったときは、ポインターで場所を示したうえで「そのネジのすぐ下です」のように短い補助を添えると迷いが減ります。遠隔支援は機能だけでなく、進め方の型があるほど安定します。

まとめ

遠隔で映像が見えていても、見る場所が一致しなければ支援は成立しません。LiveTaskyellのポインター機能は、言葉に頼らず、「見るべき場所」を画面上で共有するための仕組みです。

その結果、説明のズレが減り、やり取りが短くなり、判断までが早くなります。ポインターは、遠隔支援を効率化する機能というより、遠隔支援を成立させるための土台と言える存在です。

「そこじゃない」という一言がなくなるだけで、現場対応は、より静かで、より確実なものになります。

「LiveTaskyell」で現場支援をもっとスムーズに

LiveTaskyellでは、今回ご紹介したポインター機能をはじめ、遠隔での現場支援を円滑に行うための機能を提供しています。

実際の業務でどのように活用できるか、詳しく知りたい方は、製品ページをご覧ください。

LiveTaskyell の詳細はこちら

今回の記事はここまで。
また次回、面白い内容をお届けできるようしたいと思います。お楽しみに!
エージェンテックのミヤザキでした。


筆者紹介
宮崎 裕明
株式会社エージェンテック / マーケティング部 エヴァンジェリスト

宮崎裕明

産業機器の開発20年を経て、開発のプロセス改善コンサルティングに従事。その後はスマートデバイスを活用したソリューションでお客様の課題解決支援に奔走し、VR元年から360度パノラマVRコンテンツ制作サービス立ち上げに参加する。
自身でも5,000枚以上
360度パノラマ写真を撮影してきた経験をもとにコンテンツの重要性の啓蒙活動を行い、その一環としてYouTube・本ブログにて「教えて!VR先生」を連載。
2024年度4月からは、AIをテーマにYouTube・本ブログにて「教えて!AI」連載中。
現在は、AIの活用を中心とした活動のほか、スマートデバイスのフィールド業務におけるDX化の普及のため、さまざまな業界の支援へと活動の幅を広げている。

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