英和株式会社様 活用例
資料の一元管理で営業工数を大幅削減
多角的な提案も可能となり営業案件数倍増


産業用機器システムの専門商社として、製造業を中心に様々なソリューションを提案している英和株式会社様では、営業活動にABookBizをご利用いただいております。紙のカタログをデジタル化・一元管理することで業務を効率化し、さらにABookBizならではの多彩な機能を活用し提案の幅を広げ、営業案件を倍増させることに成功。今回、ABookBiz導入のきっかけや活用方法、今後の展望などを伺いました。
導入効果
- スピーディな資料編集・配信で、情報更新の速度にも対応できるようになった。
- 全国37拠点で利用する資料を一元管理し内容を統一、属人化を解消できた。
- 商談中に資料をすぐに呼び出すことができ、想定外の質問にも対応できた。
- 動画をはじめとする様々なコンテンツの利用で提案の幅が広がった。
- すべての資料を端末に保存できることで営業工数の削減に成功した。
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ABookBizの導入前の課題
まずは、ABookBiz導入前の問題点を教えてください。
戦略営業ブロック 東京グループ 主務 横田優也 氏(以下、横田氏):今までは紙のカタログを使って営業活動を展開していましたが、さまざまな課題を感じておりました。
1つは、情報更新のタイムラグです。DXを推進するにあたり、求められる情報更新のスピードが非常に速くなっており、このスピードに紙で追いつくのは困難で、それが大きな課題でした。
もう1つは、全国に37ある拠点や各部署・営業所ごとに資料が異なり、教育方針にも違いがあるといった、「属人化」「統一性の欠如」が課題でした。

この2つの課題解決が急務となっていたため、ABookBiz導入に至りました。
導入を決めた理由
ABookBizの導入に至った決め手を教えてください。
横田氏:我々は製造現場に向けたデジタルトランスフォーメーションの推進を目的に、さまざまなPR活動を行っておりますが、最近の大きな流れとして「ペーパーレス化」があります。その一環として、ABookBizをお客様に提案し、実際に販売しておりました。
販売の過程で私自身がABookBizを実際に操作しているうちに、「これは社内でも活用できるのではないか」と感じ、導入を決意しました。

使いやすさや優れたUIに加え、営業で活用する際には閲覧ログの取得なども可能である点から、「教育・分析・提案を統合できるプラットフォームになる」と考えたことが、導入の決め手となりました。
ABookBizの機能はドキュメント管理・共有だけにとどまりません。閲覧ログやランキングを集計・分析し、チームの活動に役立てることが大きな特長です。
具体的な活用方法
どのような形でABookBizをご利用いただいているのでしょうか。
横田氏:現在、当社では全営業担当者にライセンスを付与し、日々の営業活動に活用しています。
以前は紙カタログを渡して終わりという営業スタイルでしたが、現在は会議室のモニターにABookBizを映し、我々の提案書を提示しながらプッシュ型の営業を行っています。
モニターにABookBizを映すだけでも反応が良く、これまでの紙カタログとはまったく異なる手応えを得られています。

ABookBiz上のコンテンツはプルダウン形式で選択できるようにしており、初めはペーパーレス化について説明していたにもかかわらず、お客様からは「その隣にあるデータ収集の機能も見てみたい」といったご要望や、「英和さん、こんなこともしているんですね」といった反応を多くいただいています。非常に効果的な使い方ができていると感じています。
端末内の資料をすぐに呼び出せるインデックス機能により、急な質問や想定外の商談にも柔軟に対応でき、チャンスを逃すことがありません。
導入効果
導入後に感じられた効果、影響などはありますでしょうか。
横田氏:まず、営業としての案件数については、前年比で倍増しています。
なぜかというと、ABookBizを使うことで、1つの製品をPRしている際に、隣に別のコンテンツが表示され、そのコンテンツにも動画が埋め込まれているなど、お客様に対する提案の幅が非常に広がるからです。
このような提案力の強化が、案件数の増加に直結しました。

もう1つ、営業工数の削減効果も実感しています。これまでは紙のカタログから自分で必要なものを選び、「今日は5枚持っていこう」といったように準備していましたが、今ではその何十倍、何百倍もの情報をパソコン1台で持ち運べるようになり、準備や移動の手間が大きく削減されました。
PDFやPowerPointに加えて、動画・音声・Webリンクなども活用した高品質な資料を誰でも簡単に作成できるのがABookBizの特長です。常に最新の状態のものを閲覧でき、営業活動の質と効率を大きく向上させます。
今後の展望
さらなる可能性や用途の拡大などあれば、教えてください。
横田氏:全営業担当者にライセンスを付与しましたので、今年度も引き続き、しっかりと活用していくことに注力しています。ただし、効果的に使いこなすためには、制度設計や教育体制の整備が必要だと考えています。
私としては、セールスイネーブルメントの観点から、営業教育にしっかり取り組んでいきたいと考えています。たとえば、AIを活用した議事録作成の教育用途への応用です。

ABookBizを用いた商談を録音し、その音声をAIで議事録として自動出力。それをSFAと連携させることで、「トップセールスの話し方」や「効果的な説明の仕方」といった要素を抽出し、若手社員の教育に役立てるといった活用を構想しています。
また、エージェンテックさんとは、営業の生産性向上を共に考えるパートナーとして、今後も協業を深めていきたいと考えています。
昨年搭載されたAI機能はABookBizの情報をすべて網羅し、AIアシスタントとしても活用可能。今後さらなるアップグレードを予定しています。
お客様プロフィール
英和株式会社
本店所在地
大阪府大阪市西区北堀江 4 丁目 1 番 7 号
代表者
代表取締役社長 阿部 吉典
設立
1948年6月29日
営業目的
計測機器、制御機器、油圧空圧機器、理化学・医療機器、船舶用品、化学工業用品、度量衡、計量器および工業材料の販売。
電子機器、検査機器、舶用機器、FA機器、PA機器、システム機器、産業機械の販売。
以上の物の輸出入代理業務、仲立業、賃貸業、古物売買業。
上記製品にかかわる施工、修理業務。
2025年5月23日現在
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※弊社に不要な営業等の連絡につきましては、対応いたしませんので、あらかじめご了承ください。
すべてのドキュメントを一元管理できるABookBizでは、情報の更新もスムーズに行えます。ユーザー・グループなども詳細に管理できるため、部内・チーム内での共有にも最適です。