駐日韓国大使館 韓国文化院様 活用例

幅広い年齢層の来場を増やすための新しい仕掛け
360度パノラマVRで興味喚起を狙う

駐日韓国大使館 韓国文化院様 Smart360

駐日韓国大使館 韓国文化院は韓国文化を日本に広める同国の政府機関。来場者の年齢層に偏りがあることを課題に感じていた。そこで「Smart360」「Object360」を導入し、施設内をVR化。ホームページに掲載し、幅広い年齢層へのアプローチを図った。

お客様の課題
  • 来場者の年齢層に偏りがある
  • 施設のことが十分に伝わっていない
  • ホームページでの新しい表現方法を導入したい
導入効果
  • 施設情報のアクセス数が増えた
  • 施設内のことをわかりやすく伝えられるようになった
  • 他施設を訪れた方に同院のことを知ってもらえるようになった

導入の背景と課題

幅広い年齢層の来場者を増やすためにさらなる情報発信
もっと興味を引く新しい仕掛けを模索

東京・四谷にある韓国文化院は日本における韓国文化の総合窓口を担う韓国の政府機関。「政府機関が運営する文化発信施設というのは、日本ではなじみがない。日本の方が韓国文化に触れる機会をつくるためにマルチチャネルで情報を発信していく取り組みを行っています」と話すのは同院の広報担当・趙恩京(ジョ・ウンギョン)氏。イベントやホームページ、SNSなど様々なチャネルを通じて、情報発信を行っている。

目下の課題は来場者の年齢層に偏りがあることだ。ドラマが火付け役となった“韓流ブーム”で韓国に興味を持った方の来場が多く、年配の方が多いそうだ。「政府機関なので特定の層ではなく、幅広い年齢層の日本人の方にアプローチしていきたい」(趙氏)。もちろん、これまでもイベントを開催するなど、積極的な広報活動を行ってきたが、もっと興味を引く新しい仕掛けを模索していた。

教育文化広報チーム広報担当・趙恩京氏 教育文化広報チーム 広報担当・趙恩京(ジョ・ウンギョン)氏

導入を決めた理由

360度パノラマVRの活用で潜在的な来場者の興味喚起を狙う

そこで選ばれたのが「Smart360」だった。ホームページに施設内を撮影した360度パノラマVRコンテンツを掲載。その360度パノラマ空間上に施設内の情報をシームレスに付加して、潜在的な来場者の興味喚起を狙った。「幅広い層にアプローチするためには施設自体に興味を持ってもらう必要があります。新しい試みを行い、施設を露出する機会を増やしたいと考えました」と趙氏は話す。

さらに、空間を巡るだけでなく、展示物を回転させることができる「Object360」も導入し、新たな表現方法を加えた。施設内の展示物を回転できるようにし、詳細情報を付加。韓国の文化財に触れることのできる機会をホームページ上につくった。

また、ホームページでの掲載にとどまらず、同院入口の大型タッチパネルディスプレイで360度パノラマVRコンテンツを展示。来場者への施設案内として利用を開始した。「とても評判が良いです。展示は注目を集め、たくさんの方が画面に触れて施設内を見ていました」と趙氏。また、施設があるビルには同院のほか韓国観光公社や韓国農水産食品流通公社などが入居しており、同院以外への訪問者も多く、かならず同院入口を通る。その際、360度パノラマVRコンテンツの前で足を止める人も多いのだという。「同じビルを訪れているのに、当院のことを知らない方が多い。知ってもらうきっかけをつくれるチャネルとしてとても役立っています」(趙氏)。

導入時の状況と効果

「興味喚起」と「業務効率向上」を実現
今後も360度パノラマ空間内の情報を充実させる

趙氏は主な導入効果として二つ挙げる。

一つはホームページに掲載したコンテンツのアクセス数が増加したこと。これまでは写真とテキストで掲載していた施設紹介を360度パノラマVRコンテンツとして公開したことで、その情報への注目が集まった。「普段自由に立ち入ることができない場所を空間としてホームページ上に公開したところ、それを見て来場した方がいらっしゃいました」と趙氏は喜んでいる。

「Smart360」による施設案内 入口に設置されている「Smart360」による施設案内

もう一つは入口の大型タッチパネルディスプレイを使った施設案内による業務効率向上だ。「紙のパンフレットとは違って来場者に説明しやすい。しかも、来場者が理解しやすいので対応時間が非常に短縮されます」(趙氏)。エージェンテック製品の導入により「興味喚起」とともに「業務効率向上」も実現できたようだ。

今後もエージェンテック製品を活用した情報発信を進めていく方針。360度パノラマ空間内のイベント情報更新や展示物コンテンツの追加などを行い、コンテンツを充実させていくという。

「自分たちで柔軟に情報を更新していけるのも(「Smart360」や「Object360」の)魅力ですね」(趙氏)。国家間の文化交流の懸け橋となる同院の活動の一翼としてエージェンテック製品が活用されることはとても意義あることである。

以下の画像をクリックすると、Smart360で制作したコンテンツをご覧いただけます。

お客様プロフィール

駐日韓国大使館 韓国文化院

所在地
東京都新宿区四谷 4-4-10

院長
金 現煥(キム・ヒョンファン)

設立
1979年5月10日

主な事業内容
日本における韓国文化の総合窓口

2018年2月26日現在


Smart360
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