鉄道DXの課題と克服策


こんにちは!エージェンテックのクシビキです。

個人的なことなのですが、最近新幹線に乗る機会が増えました。で、改めて感じるんですが、鉄道のIT化って急激に進んでいると思いませんか?

新幹線に乗るようになって20年くらい経ちますが、以前は切符を買うためにみどりの窓口まで行く必要がありました。繁忙期になると切符を買うのも一苦労。長蛇の列に並んで30分かけて購入、なんてこともザラでした。

ところが最近はスマホのアプリでいつでもどこでも切符が購入できます。

いまや新幹線の切符はアプリで簡単に購入できる

予約変更も簡単にできますし、切符を紛失することもありません。

新幹線の切符を無くして泣く泣く再購入した、、そんな苦い経験をした20代の頃が懐かしいです。

これは新幹線に限った事ではありません。在来線や私鉄各社における技術の進歩はすさまじく、
今後もますます私たちの生活を便利にしてくれるでしょう。

IT技術の進歩によって便利になったのは、電車を利用するユーザーだけではありません。
駅職員、乗務員、整備士といった鉄道会社で働く方たちにとっても技術の進歩は必要不可欠なのです。

という事で今回は「鉄道業界のDX化」という観点でお話ししようと思います。

多くの鉄道会社様にご利用いただいている「ABook」シリーズ

鉄道業界は今、DXによって、未曽有の変革期を迎えています。顧客のニーズが多様化し、環境への配慮が求められる現代において、鉄道サービスの質の維持と向上は、デジタル技術の活用なくしてありえません。鉄道に関する業務においても同様の事が言えます。

ABookのお客様には、

伊豆急行(株)様
東急電鉄(株)様
首都圏都市鉄道(株)様

など多くの鉄道会社様がおられます。

鉄道業界の悩みの一つが規程類や社内マニュアルなどの持ち運び。紙の規程類は重いですし、乗務員の鞄を圧迫します。そこで膨大な紙の規程類をタブレットに集約することで、職員の方の負担を無くしました。

物理的なメリットだけではありません。ABookを活用することで必要な情報まで最短距離でたどりつけるので、
業務の効率化にもつながります。

工夫次第で様々な業務に活かせるのが「ABookの強み」

こんな使い方を活用している企業様もおられます。それは360度のパノラマ画像を使った教育ツールとしての利用です。ABookBizにはオプションとして360度機能があります。360カメラで車内を撮影し、撮った画像を360度機能で閲覧することで、車両に行かなくても状況把握が可能となります。検査場まで片道5分かかるところを、タブレットを通して現状確認できるので、大きな業務改善につながりました。

360度パノラマ画像を使えば車両に行かなくても点検が可能

他に自動音声放送にABookを活用している企業様もおられます。

車内放送を音声データ(mp3)にし、タブレットに入れておけばボタン一つで決められた音声を流すことができます。音声データのメリットは、多言語にも対応できる点です。

最近はインバウンドの影響で、鉄道を利用する外国人の方も増えました。そうしたお客様に向けた多言語での車内放送にも活用することができるのです。

まとめ

ABookは、ドキュメント類だけではなく動画や音声を組み合わせたコンテンツを自由に作ることができます。かつオフラインで使用でき、セキュリティ面も万全なので鉄道業界の業務に適しているといえるでしょう。

既に10社を超える鉄道会社様にご利用いただいており、今後も増加する予定です。

このように技術の進歩はユーザーだけでなく、働く人たちの業務改善をもたらします。結果として安心安全な運行が実現でき、電車を動かす人も利用する人もみんなが幸せになる、これこそがDXの真骨頂ですね。

ABookは鉄道以外のお客様にもご利用いただいていますので、それはまた次の機会にお話しします。

今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました!

エージェンテックのABookシリーズについてはこちら

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