伊豆急行株式会社様 活用例

1800ページにおよぶ紙資料をタブレットに集約
ドキュメント管理・閲覧のDX化に成功

伊豆急行株式会社様 ABookBiz

「伊豆とともに生きる」の社是のもと、沿線リゾート地の観光客はもちろん、通勤通学客にも多く利用される伊豆急行線。日々、安心で快適な旅を提供する乗務員にとって、業務で使用する規程類や通達類など膨大な量の紙資料は大きな負担となっていた。同線を運行する伊豆急行株式会社はABookBizを導入し、これら全てをペーパーレス化。乗務員の負担を軽減するだけでなく、資料管理・閲覧の効率を大幅にアップさせることに成功した。

お客様の課題
  • 規程類やマニュアルなどの紙資料は膨大な量となり、更新も多く乗務員の負担になっていた
  • 乗務中に資料を探す際、必要なものを見つけることに手間と時間がかかっていた
  • 会社からの通達類は事務所に確認しに行かなければならなかった
導入効果
  • 1800ページにおよぶ紙資料をペーパーレス化しタブレット1台に集約できた
  • 必要な資料の捜索が楽になり、その場ですぐに確認できるようになった
  • 常に最新の資料が端末に表示され、通達等を事務所に確認しに行く必要がなくなった

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導入の背景と課題

まずは、ABookBiz導入前にあった課題をお聞かせください。

運輸部 伊豆高原運輸区 助役 髙橋昌寛 氏(以下、髙橋氏):これまで、乗務員が携行する規程類・マニュアル類は全て紙で運用しており、かなりの枚数になっていました。
毎月更新される規程類、会社の通達類など膨大な量の資料が乗務員の負担になっていましたので、「何とかその負担を軽減できないか」というのがABookBiz導入の検討に当たったきっかけです。

紙資料はかさばりますし、整理が大変だったと思います。

髙橋氏:規程類はそれだけで複数冊に分かれていますし、それに加えて車掌の案内放送文、車両資料など多岐にわたりますので、紙での取り扱いは大変でした。

運輸部 伊豆高原運輸区 助役 髙橋昌寛 氏
運輸部 伊豆高原運輸区 助役 髙橋昌寛 氏

大量の紙資料をペーパーレス化し管理できるソリューションがABookBizです。デジタル化されたドキュメントをタブレットなどのモバイル端末に配信するだけでなく、管理や更新も自在に行えます。

導入を決めた理由

他社製品との比較も行なわれたのでしょうか?

髙橋氏:関係部署で他社製品と比較検討を行い、ABookBizに決定いたしました。

ABookBiz導入に至った決め手は何だったのでしょうか?

髙橋氏:イニシャルコスト・ランニングコストが安いことですね。あとは、管理画面や操作性などを他社製品と比較した結果です。オフライン利用ができるという点も大きかったです。

黒船電車
全国でも珍しい、伊豆急行線ならではの「黒船電車(リゾート21)」

ABookBizはクラウド利用のため低コストでご導入いただけます(オンプレミス・カスタマイズも承っております)。また、5IDからのご契約が可能ですので、小規模で始めることもできます。

導入後の活用状況

ABookBizの活用状況や、実際に使用してみての感想などお聞かせください。

運輸部 伊豆高原運輸区 車掌 浅見 氏:規程類や車掌の放送文などは今まで紙媒体での携行だったので、それを持ち歩くのは鞄も重くなってしまって大変だったんですが、ABookBiz導入後はタブレット1台に全て入っているということで鞄も軽くなり、資料も探しやすくなって仕事の効率も上がったかなと思っています。

乗務時に放送をする際、「ここの放送文を確認したい」というときは、これまでは紙の資料をめくって該当箇所を探していたんですが、ABookBizの検索機能で知りたいことをすぐに確認でき、短時間ですぐ次の行動に移れるようになりました。

運輸部 伊豆高原運輸区 車掌 浅見 氏
運輸部 伊豆高原運輸区 車掌 浅見 氏

デジタル化されたドキュメントはもちろんキーワード検索が可能。コンテンツ間のリンクも自由に設定できるので、今必要な情報をすぐに参照できます。

導入効果

その他の活用法や効果などをお聞かせください。

髙橋氏:これまで乗務員は、季節限定の営業切符など会社からその都度発信される通達類を事務所に確認しに来ていましたが、ABookBizの管理画面から配信することで携行している端末に最新のものが更新されるようになり、事務所に来なくともその場ですぐに確認ができる、という体制が整いました。

ABookBiz管理画面
管理画面から各端末に即時配信

乗務員の皆さんも喜んでいらっしゃるでしょうか?

髙橋氏:先ほどお話しました多くの紙媒体―規程類や放送文、車両の故障処置、その他車両に関する資料などは、紙ベースで1800ページほどあったのですが、それらを全てABookBizに一元化することができました。

ABookBizで管理することにより「まずABookBizを見てみる。そこから必要な資料を探す」「必ずABookBizに入っている」という前提が出来上がりましたので、乗務員からは「規程類や資料の捜索が非常に楽になった」という声が上がっています。

タブレットでのABookBiz利用
資料はどこでもすぐに閲覧可能

ABookBizは管理画面で詳細な公開設定ができます。公開されたドキュメントは各端末に即時配信され、いつも最新の状態を保てます。また、端末上に ダウンロードしておけばオフライン時でも閲覧が可能となります。

今後の活用

今後、さらに業務を効率的に行うためにお考えのことなどはありますか?

髙橋氏:ABookBizを導入し、現状では規程類・通達類のペーパーレス化が完了しました。私たちが通常使用しているものの全てがペーパーレス化されたと思います。

今後はABookBizにある機能を利用して、乗務員講習会や乗務員訓練などに活用していければなと思っております。

桜の中を走る伊豆急行電車
抜群の眺望で伊豆東海岸の四季折々を堪能できる伊豆急行

モバイルコンテンツ管理市場トップシェアのABookBizは、様々な分野・業務での活用が可能です。本インタビューにご協力いただいた伊豆急行株式会社様のように、紙資料のペーパーレス化からDXをスタートしてみてはいかがでしょうか。

お客様プロフィール

伊豆急行株式会社
伊豆とともに生きる
公式ウェブサイト
伊豆急行株式会社

本社所在地
静岡県伊東市八幡野1151番地

代表者
代表取締役社長 土方 健司

設立
1959年4月11日

主な事業内容
鉄道事業

2023年4月24日現在


ABookBiz
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