映像コンテンツ制作 #002「ココまで来た!?動画編集アプリのイマ」


こんにちは。エージェンテックのクシビキです。

私は元テレビディレクターという立場から、映像コンテンツに関する話題を中心に様々な情報を発信していこうと思います。

動画の編集作業もスマホで完結!

進化し続ける動画編集アプリ

今、もの凄い勢いで動画編集アプリが進歩しています。

私のiPhoneにもいくつか編集アプリが入っているのですが、 それらの機能性には本当に驚かされます。

ひと昔前の無料編集ソフトは、映像を切り張りするのがメインで映像加工などはほとんどできませんでした。

ところが!

今の編集アプリは画像加工はもちろん、テロップにも様々なエフェクトを簡単にかけることができます。

iPhone 動画編集アプリ スクリーンショット

そしてさらに驚くのが、アプリに元々入っているテンプレートの数です。

例えば編集アプリの「Premiere Rush」。この編集アプリには100個以上のテロップやタイトル・画像のテンプレートが入っており、自分の好みに合ったものを選んでテキストを入れ直すだけで、オリジナルのテロップが完成してしまうのです。

その他にも、モザイク処理できるアプリや音声を変えるアプリも存在します。

通勤電車の中で動画編集できる時代

こういったスマホ用アプリを駆使すれば、

スマートフォン撮影イメージ

①スマホで撮影

動画編集イメージ

➁スマホで編集

アップロードイメージ

③スマホでYouTubeにアップロード

・・・ということが可能になります。

つまり、撮影からアップロードまでの動画制作を、スマホ1つで完結できてしてしまうのです。

また、スマホで編集する大きなメリットは、いつでもどこでも場所を選ばず作業ができるという点です。通勤電車の中で編集もできちゃいますからね。

思い起こせば、私がテレビ業界に入った約15年前、当時はまだVHSテープで編集している人が大勢いました。会社の至るところでVHSテープの「キュルキュル」「ガッチャン」っていう音が鳴っていたのを思い出します(笑)。
その頃に比べると、編集のスピードは飛躍的に早くなりましたし、誰でも手軽に動画編集を楽しむことができる今の時代は「本当に便利になったなぁ」とつくづく思います。

VHSテープ
VHSテープで編集していた時代

スマートフォン
スマホなら電車の中でも編集可能

誰でも動画編集できる時代に

AIが自動的に動画編集

先日、自動動画編集クラウド「Video BRAIN」を提供する企業が総額30億円の資金調達を実施し、ちょっとした話題になりました。

Video BRAINは、写真や映像といった素材をアップロードするだけで、AIが自動的に動画を制作してくれるサービスです。SNSで発信するための短尺動画にはこうした手軽なモノが適していますし、今後もどんどん技術が進化していくことでしょう。

誰でもできる時代だからこそ、制作者が考えるべきこと

一方で、テレビやYouTubeといった長尺の動画を制作するにはまだまだ人の手が必要です。

考える人

動画を制作する上で、

・どういった動画が人の心を惹きつけるのか?
きつける動画を作るためにはどんな要素が必要なのか?


といった課題は時代とともに変化します。

編集作業が便利になったからこそ、これまで以上に「人を惹きつける動画とは何か?」という根幹を良く考える必要があります。

ネット上に動画が飽和している昨今において、ただ闇雲に動画を作っても人の興味を引くことはできないでしょう。

大事なことなのでもう一度言います。

「人を惹きつける動画とは何か?を考える」
これこそが重要なのです。

発見

料理人を想像してください。たとえ調理器具が便利になったからといって、肝心の味付けがわからなければ美味しい料理は作れませんよね?動画についても同じことが言えるのです。

動画制作する上で必要な要素

・ターゲットは誰なのか?
・ターゲットが関心を持っているものは何か?
・動画で何を訴求するのか?
・適切な尺はどれくらいなのか?

これらを考えた上で動画制作しなければ絶対にターゲットの目には留まりません。だからこそ、常に考える必要があるのです。
時代の変化を敏感に感じながら、人々の興味・関心を上手くキャッチできるかが成功のカギを握るのです。

動画広告市場のこれから

動画広告市場の規模は、2021年には3,889億円、2024年には6,856億円に達する見込みです。中でもスマートフォン動画広告の需要は年々増加し続けており、動画広告市場全体の89%にも達しています。

5G以降のスマートフォン動画広告の将来性

そして、今後もスマートフォン動画広告が動画広告需要全体の成長をけん引することは確実です。2024年には動画広告全体である6,856億円のうち、なんと6,396億円がスマートフォン動画広告になると予想されています。
こうしてみると、私たちの生活に動画が急激に浸透していることが分かります。この流れは今後5Gの浸透によりますます加速し、企業のマーケティングにとっても「動画」への対応は必須になるでしょう。

動画広告市場規模推計・予測グラフ

このブログを読んでくれているあなたも、ぜひビジネスに動画を取り入れてみてはいかがでしょうか?

それでは今日はこの辺で失礼します。
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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