教えて!VR先生 #012「巷で話題のNFTとは?VRはNFTになる?」

巷で話題のNFTとは?VRはNFTになる?

こんにちは!
VR先生!こと、株式会社エージェンテックのミヤザキです。

このブログは、VRに対するノウハウやVRの魅力、活用方法などを、エージェンテック社のSmart360を使って初心者の方にも分かりやすくお伝えしています。360度パノラマコンテンツの”おもしろさ””便利さ”などの魅力を感じていただければ幸いです。
質問も受け付けていますからお気軽にどうぞ!

今回は、巷で話題になっているNFTと、360度パノラマVRについてのお話です。

そもそもNFTとは?

このところ、巷で何かと話題になっているNFT!!
そもそもNFTとは何なのでしょうか?

鑑定書・証明書のようなもの

NFTの正式名称は「Non-Fungible Token」(非代替性トークン)のこと。

簡単に言えば、「絵画、写真、動画や音楽などのデジタルデータがオリジナルデータであるということの「鑑定書・証明書と考えるのが分かりやすいかと思います。

NFTとは?

ブロックチェーン技術によって生まれる価値

これらはブロックチェーンと呼ばれるで仕組みの上で取引され、容易にコピー・改ざんなどができないため、オリジナルのデータとして証明が可能となり、デジタルデータに資産価値が生まれます
デジタルデータをNFT化することで、マーケットプレイスでの取引が可能になるのです。

NFTマーケットプレイスとして、ワールドワイドでは「OpenSea」が有名ですが、国内では2021年に「Adam byGMO」のマーケットプレイスがスタート、LINE・楽天なども2022年から提供を開始しています。

NFTとブロックチェーン

NFTとVRの関係性

次に、NFTとVRの関係性について考えたいと思います。

NFTとVRは無関係?

私は先ほども述べた通り、NFTはあらゆるデジタルデータに価値を与えることができる仕組みだと考えています。

一方、VRは360度のパノラマ空間を扱う技術です。この2つがどう結びつくのか?

皆さん、いまいちピンと来ないですよね?
実は私も当初はピンと来ていませんでした。特に何の関連性もないのではないかと。

NFTとVR

VRパノラマ素材もデジタルアートである

アートイメージ

しかし、360度パノラマVR空間も画像データであることを考えると、「これもデジタルアートと捉えてもいいのでは?」と思うようになりました。そうであれば、先に述べたようなNFTマーケットプレイスで販売することも可能です。

こういった考えから、私がこれまで撮影してきた360度パノラマVR画像データをNFTアートとして出品することにしました。

Adam byGMOに360度パノラマVRを日本(世界?)初出品

今回、日本(世界?)で初めての360度パノラマVRデータ専門のストアPanorama360 Studio」をAdam byGMOさんに開設、取引を開始しました。

VRデータの資産価値は未知数

NFTはまだまだ未開の地で、何もかもが初めてのこと。何が起き、どのように発展していくのか?
正直、まだ誰にも予測がつかないのではと思います。

特に360度パノラマVRは、これまでNFTマーケットプレイスに出品された例もないため、未知の世界だと感じています。デジタルデータとしての資産価値も未知数です。

アートとしてのパノラマVR

すぐに結果は出ないと思いますが、360度パノラマVR画像は、スチル写真とは違うダイナミックさや臨場感で、新しい価値を創造するポテンシャルを秘めている!と思っています。
特に今回出品した日本を代表する桜の風景などは、海外の方からの評価も得られるのではないか、と期待せずにはいられません。

新しいことへのチャレンジ

私たちはこれまで、チャレンジすること、創造することの大切さを身をもって体験してきました。

未知の世界であるNFTにチャレンジしていくことが、新たな未来を切り拓くきっかけになると信じて取り組んでいこうと考えています。

未来へ

VRの取り組みを始めたときも感じていましたが、やってみないと分からないことというのはとても多いです。まずはやってみて、そこから方向修正をしてきました。
何事もチャレンジし、トライ&エラーを繰り返していかないと新しい価値は生まれない!と、思っています。

NFTの未来

NFTマーケットプレイスは新しいサービスが続々と展開を始め、コンテンツ高額取引の話題や大手企業参入の報道が相次ぐなど、急速な広がりを見せています。

NFT市場は本物か、それともバブルか?

このトレンドは今後も続くのか?それとも”NFTバブル”なのか?

巨大な市場として新たな経済圏を形成するという予測も出てきています。当面続いていくと思われますが、結果はまだまだ分かりません。

私たちはNFTコンテンツフォルダーとして参入し、今後の動向を注視していきたいと思っています。

市場イメージ

NFT、そしてメタバース

メタバースイメージ

NFT市場がここまで急速に拡大している要因のひとつに「メタバースの急拡大」があると思います。

NFTはデジタルデータの資産価値における概念を変えメタバースでは空間の在り方そのものの概念の変革しています。近い未来起こる、デジタルデータの大きなパラダイムシフトの起爆剤となる可能性を感じています。

まとめ

私たちもNFTコンテンツフォルダーとしての活動を始め、その最初の取り組みとして「360パノラマVRアート」をNFTマーケットプレイスに出品しました。

今回はそのご報告と「NFTとは何ぞや?」ということについてお話しましたが、、今後は「NFT市場がどのような動きを見せるのか?」などについても引き続きレポートしていきますので、ブログをご覧の皆さん、引き続き応援のほど宜しくお願いします!!

Adam by GMO内の「Panorama360 Studio」では、日本の四季をテーマにした「SAKURA」「ICHO」「KOYO」の3作品を出品していますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

Panorama360 Studio バナー

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SAKURA
SAKURA
ICHO
ICHO
KOYO
KOYO

NFTマーケットプレイスへの出品の具体的な流れについては、改めてお伝えしたいと思います。

それでは次回もお楽しみに!

以上、VR先生!こと、ミヤザキでした!


筆者紹介
宮崎 裕明
株式会社エージェンテック / マーケティング部 エヴァンジェリスト

宮崎裕明

産業機器の開発20年を経て、開発のプロセス改善コンサルティングに従事。その後はスマートデバイスを活用したソリューションでお客様の課題解決支援に奔走し、VR元年から360度パノラマVRコンテンツ制作サービス立ち上げに参加する。
自身でも5,000枚以上
360度パノラマ写真を撮影してきた経験をもとにコンテンツの重要性の啓蒙活動を行い、その一環としてYouTube・本ブログにて「教えて!VR先生」を連載。
2024年度4月からは、AIをテーマにYouTube・本ブログにて「教えて!AI」連載中。
現在は、VRのプロフェッショナルとしての活動のほか、スマートデバイスのフィールド業務における活用方法など、さまざまな業界の支援へと活動の幅を広げている。

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