教えて!VR先生 #013「対談企画!忍者社長が語るVRの実用性と可能性」

忍者社長が語るVRの実用性と可能性

こんにちは!
VR先生!こと、株式会社エージェンテックのミヤザキです。

このブログは、VRに対するノウハウやVRの魅力、活用方法などを、エージェンテック社のSmart360を使って初心者の方にも分かりやすくお伝えしています。360度パノラマコンテンツの”おもしろさ””便利さ”などの魅力を感じていただければ幸いです。
質問も受け付けていますからお気軽にどうぞ!

今回は特別対談企画として、当社の販売代理店である株式会社メルプ“忍者社長”こと三峰詳晴氏をお招きし、VRの実用性と今後の可能性についてお話していただきました。

“忍者社長”とは?

―三峰社長、本日はよろしくお願いいたします。まずは自己紹介も兼ねて、貴社の事業をご紹介いただけますか。

株式会社メルプ・三峰詳晴氏(以下、三峰氏):株式会社メルプの「忍者社長」こと、三峰詳晴(みたかみつなり)と申します。よろしくお願いします。
弊社は滋賀県に事務所を構えまして、SNSの運用代行やマーケティングを軸とした会社であったんですが、今はVRを使ったホームページなどを作って企業のPRを推進、「PRで企業の未来を作る会社」を目指して活動しています。
なぜ「忍者」かというのは、滋賀県の甲賀出身だからです(笑)。

―私も実はこの理由は知らなかったので、お伺いできてよかったです(笑)。

Smart360との出会い

―現在、メルプさんは当社の販売代理店としてご活躍いただいていますが、当社のSmart360やVRについてお知りになったきっかけなどを伺えますか?

株式会社メルプ 三峰詳晴社長
株式会社メルプ 三峰詳晴氏

三峰氏:もともと弊社はGoogleストリートビューという商品を売っていまして、「(ストリートビューの中の)お店に入ってメニュー表を押したらメニューデータが出たり、そういうことはできないかな」と考えていたんです。
それをシステム開発会社に言うと「すごく難しい技術だ」と言われ、「そうなのかぁ」と半ば諦めながらYouTubeを調べていましたら「VR先生」の動画が出てきまして、その中でミヤザキさんがおっしゃっていることは正に私がしたかったことでしたので、すぐにYouTubeから連絡をしました。そこから360度パノラマVRやSmart360に出会った、という経緯です。

―ありがとうございます。私がやっている「VR先生」というYouTubeでは「いろいろな人にVRについて知っていただきたい」という目標がありましたので、三峰さんからコンタクトをいただいたのは非常に嬉しかったです。自分が考えていることを理解していただけたことも、個人的に嬉しかったです。

VRの需要について

―続いて、三峰さんが現在考えている「VRの需要」について教えていただきたいんですが。

三峰氏:これからの時代VRは必須で、ほとんどの企業にとって重要だと考えています。あとはユーザーの「使い方」と「理解」ですね。そこが浸透すれば、VRは皆さんにとって必要なコンテンツになると思います。

―お客様とお話していても、「VRの認知はまだまだこれからかな」と思うところはありますか?

三峰氏:そうですね。やはり「VR」と言うと「あ、ゴーグルを着けるやつですか」ぐらいしか皆さんのリテラシーは及んでいないと思います。ですが、2023年は徐々に理解は進んできているのかなとも感じます。

―なるほど。私も、これから一般的に普及して、これが当たり前になる時代が来るのかな、と思っています。

株式会社エージェンテック 宮崎裕明
株式会社エージェンテック 宮崎裕明

株式会社メルプのVR制作実績

―貴社には数々の実績を作っていただいていますが、どういったジャンルのお客様がいるか、実際の事例を交えてご紹介いただけますか?

三峰氏:ジャンルは全てのお客様が対象になりますが、弊社は特に工場歯医者さん飲食のジャンルが強いですね。

例えば歯医者さんで言うと、「新しい歯医者さんができました」となっても、中に入ることはできません。そんなときに、360度パノラマVRで中の様子を撮影、Smart360でコンテンツを制作して「どんな歯医者さんなんだろう」「どんなスタッフの方がいるんだろう」ということがわかるようにできます。

工場の例ですと、工場見学をしたい場合はそこまでの移動時間や交通費などがかかってしまいますが、VRで工場見学を作ってしまえば、ほぼ「実際に行かなくても9割の事が足りる」くらい、コンテンツを見せることができます。

資料や動画を付けると、実際に行くよりも伝わりやすいコンテンツができてしまうので、いつも「工場には絶対VR工場見学を入れてほしい」と思いながら営業活動をしています。

株式会社メルプ様制作のVR工場見学

ユーザーからの反響

―実際に導入されたお客様の反応はいかがでしたか?

三峰氏:そうですね、工場のお客様は、営業資料としても使っていただいています。お客様とWebで打ち合わせをしながら「ウチの会社はこうなっています、ここにこういうものを置けます」などすぐに提示できるので、営業もラクになったというお声をいただきました。

また、「よかったな」と思ったのは「採用にもつながった」というご感想です。学生に自社を紹介するときにSmart360を利用をしたそうで、これは私が想定していなかったコンテンツの使い方でした。

―お客様は三峰さんの想像以上のメリットを感じてらっしゃるんですね。歯医者さんはどうですか?

三峰氏:歯医者さんは、今申し上げた「採用」の面でもご活用いただいているんですが、来院される患者さんが「電子決済は使えるのだろうか」とか「子供が遊べるスペースはあるのだろうか」など事前に知りたいことをチェックできるので、すごく喜んでいただいています。「駐輪場や駐車場も見られるのでわかりやすかったです」とも言っていただいています。

―こちらもお客様にご満足いただいているんですね。VRの利用が普通になってくると、さらにお客様も増えていきますし、導入される企業様も、そのお客様もどちらもハッピーになりますよね。

株式会社メルプ様制作のみかげ小児歯科・矯正歯科クリニック

地方とVRについて

―続いて、地方でのVR利用について伺います。「東京と地方は違うのかな?」という感覚が私たちにはあるのですが、どのようにお考えですか?

三峰氏:地方は特にVRが必須です。「地方のVR化が地方の未来を決める」と言っても過言ではないと思います。

VRでコンテンツを作ることによって地方にも行けます。交通の便やインフラが整っていない「行くことが困難」な場所もVRがあれば問題ありません

観光地の「車で行けるのか?電車で行けるのか?」という情報もVRに載せられますし、VRで事前に見に行けるというのは、地方にとってのメリットだと思います。

三峰氏と宮崎

―やはり「そこに行けない」といった時間や距離の壁をVRが飛ばしてくれるという意味でも、地方にはVRがマストであると言えますね。

三峰氏:そうですね。地方こそマストだと思っています。

琵琶湖とVR

―三峰さんの地元滋賀県には琵琶湖がありますが、琵琶湖とVRの相性はいかがですか?

三峰氏:相性はいいですね。琵琶湖は1つの大きな湖なんですが、北湖・南湖などいろいろあって景色や温度も違うんです。そこを春夏秋冬でVRを撮ったりすると、琵琶湖の風景や季節を感じることができるのが、VRの強みです。

今のところ、「琵琶湖のいろいろな場所のコンテンツが見られる」っていうものはないと思うんです。琵琶湖の観光地で皆さんが思い浮かべられるのは1つか2つしかないと思うんですが、こんなにたくさん名所があるっていうことをお見せできたらおもしろいですよね。

―個人的にも「冬の琵琶湖」というイメージがあまりないので、四季折々の表情が見られる時が来ればなぁと思います。

三峰氏:作ります!

株式会社メルプの今後の目標

―これからの三峰社長、株式会社メルプさんの活動や目標を聞かせてください。

三峰氏:ちょうど1年前にエージェンテックさんとのお付き合いが始まり、今では弊社のメイン事業にもなっているぐらいVRは進んでいるので、これからの活動としましては、SNSやホームページのような「当たり前のコンテンツ」の中にVRが入り「VR(を使うのが)が当たり前」という状態を作っていきたいと考えています。

すべての企業が「ウチのVRを見てください」という状況に持っていくということが目標です。

株式会社メルプ 三峰詳晴社長

―なるほど、素晴らしいです!今はWebが登場したときの感覚とほとんど同じですよね。

三峰氏:そうですね。

―今はWebを使うのが当たり前ですが、これからはWebだけではなくVRがついて当たり前だという時代になるように、御社が全国制覇することを楽しみにしています。
ぜひ普及させていってください。私たちも全力で応援したいと思っていますので、よろしくお願いします。

三峰氏:頑張ります!よろしくお願いします。

まとめ

三峰氏にはお忙しい中お越しいただき、非常に有意義なお話をしていただけました。Smart360で簡単に制作できる360度パノラマVRコンテンツを使えば、地方であろうと東京であろうと、はたまた海外であろうと、移動時間や距離の垣根はなくなります。

VR利用が当たり前のこととして普及していけば、ビジネスは活性化するでしょう。そのために、今後もVRの普及に努めていきたいと思いました。

今回のインタビュー動画はこちら!

360度パノラマVRに関して、これからも発信を続けてまいります。次回もお楽しみに!

以上、VR先生!こと、ミヤザキでした!


筆者紹介
宮崎 裕明
株式会社エージェンテック / マーケティング部 エヴァンジェリスト

宮崎裕明

産業機器の開発20年を経て、開発のプロセス改善コンサルティングに従事。その後はスマートデバイスを活用したソリューションでお客様の課題解決支援に奔走し、VR元年から360度パノラマVRコンテンツ制作サービス立ち上げに参加する。
自身でも5,000枚以上
360度パノラマ写真を撮影してきた経験をもとにコンテンツの重要性の啓蒙活動を行い、その一環としてYouTube・本ブログにて「教えて!VR先生」を連載。
2024年度4月からは、AIをテーマにYouTube・本ブログにて「教えて!AI」連載中。
現在は、AIの活用を中心とした活動のほか、スマートデバイスのフィールド業務におけるDX化の普及のため、さまざまな業界の支援へと活動の幅を広げている。

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