こんにちは!エージェンテックのカイバラ(自称)です。
まん延防止法の措置も明けて、少しずつですが日常生活が戻ってきています。
神田周辺の飲食店を微力ながらも応援できればと思い、今回は私が食レポをお送りしていきます!
超ニッチ?あなご専門店
これまで外食も制限されていましたので、たまには贅沢を!と思い、夜に「玉ゐ 室町店」へお邪魔をしてきましたのでご紹介します。
こちらのお店は、都内でも数少ないあなご料理の専門店です。日本橋や神田、浅草などの 下町界隈には、うなぎ料理店は数多くありますが、あなご料理店は珍しいですね。
文字通り、「隠れた名店」!
神田駅を出て中央通りを南に歩いていくと程なくして、区が変わり日本橋室町となります。
室町の表通りから路地裏に入ると「玉ゐ 室町店」が、ひっそりとたたずんでいます。
こちらはよくある「古民家風」ではなく正真正銘の古民家で年季が違います!
店内も古き良き和の内装となっており、なかなか渋い雰囲気を楽しめます。
あなご尽くしの料理が楽しめる
専門店だけあって、あなごを使ったメニューが豊富です。 まずは、あなごがたっぷり入った「煮こごり」。
見た目の色よりも味はあっさりしていて、上品で優しい味わいです。
そして、骨を丸ごと揚げた「骨せんべい」をいただきます。
お酒のアテとしても最高ですが、お手軽にカルシウム補給もできる優れもの。
また、調理法や部位が変われば味変ができるので、あなご尽くしでも食べ飽きません。
もちろん、あなご料理以外のメニューもありますので、ご安心ください。
1箱で2度おいしい、名物「箱めし」
そして、〆には名物の「箱めし」が外せません!
簡単に説明すると「うな重」のあなご版です。
あなごの蒲焼は、「焼き上げ」と「煮上げ」の2種類から選べます。 焼き上げはカリっとした食感で、煮上げはふっくらとした歯ごたえで、うなぎに比べると脂っぽさが少なく上品な味わいです。
例えると、うなぎでいうところの関西風と関東風の違いですね。
ある程度食べ進んだところで、お椀にご飯とあなごを移してオプションの「出汁」を投入!
いわゆる「ひつまぶし」のようになり、1箱で2度おいしい状態が楽しめます!
江戸前は地産地消ブランドの元祖?
「江戸前」とは、江戸の海(現在の東京湾)で獲れた海産物のことを指す総称です。 当初は、浅草や深川周辺などで獲れたうなぎのことを称していたという説もあります。
実際、江戸時代の江戸周辺は漁業が盛んで、さまざまな魚介類が水揚げされていて、その昔は 日本橋に魚河岸(魚市場)があったようです。
その獲れたての新鮮さを表していたのが「江戸前」というキャッチコピーであり、今でいう ところの地産地消の元祖ですね。
現在でも東京湾は、羽田沖などがあなごの産地として有名です。
士郎に言っておけ。たまの贅沢として、江戸前の粋を感じてみてはいかがかな?と。
それではまた!
★今回ご紹介したお店の情報★
玉ゐ 室町店
〒103-0022 東京都中央区日本橋室町4-3-6
営業時間
平日 11:00~14:30 / 16:30~20:00
土日祝日 11:00~15:00 / 16:30~20:30
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