こんにちは。エージェンテックのクシビキです。
私は元テレビディレクターという立場から、映像コンテンツに関する話題を中心に様々な情報を発信していこうと思います。
・・・が、今回は、エージェンテックのオフィスがある東京・神田周辺のオススメランチをご紹介します!
蕎麦屋「松竹庵 ます川」初訪問!
先日、プチ贅沢をしようと思い「松竹庵 ます川」という老舗のお蕎麦屋さんにランチで訪れました。
「ます川」はエージェンテックのオフィスから徒歩7~8分くらいの場所にあります。
創業190年以上の超老舗
「かんだやぶそば」をはじめ、神田近辺には老舗のお蕎麦屋さんがとても多いのですが、松竹庵ます川はその中でも老舗中の老舗でして、創業はなんと1830年(天保元年)なんだそうです!現在は8代目となるご主人が暖簾を守っておられました。
因みにこのご主人、元モーグルのアジアチャンピオンという経歴をお持ちなんだとか。いやぁ、すごい才能の持ち主ですね~。
プチ贅沢ランチ実食!
プチ贅沢ということで、2800円の天ぷらランチコースをチョイス。エビ、むかご、キス、ナス、マッシュルームなど、目の前で揚げられたアツアツの天ぷらはどれも絶品です。
そしてお蕎麦。蕎麦の味と香りが濃くってとても美味しかったです。ぜひ皆さんも一度訪れてみてください。
神田に蕎麦屋が多い理由は〇〇だった!?
突然ですが、ここでクイズです。
「ます川」「かんだやぶそば」を始め、なぜ神田という街には老舗のお蕎麦屋さんが多いかご存じでしょうか?
その答えは、蕎麦の歴史から紐解くことができます。
蕎麦の歴史はとても古い
そもそも蕎麦の原産地は、中国の雲南省からヒマラヤあたりだといわれています。
その後蕎麦は、縄文時期に日本へと伝わり栽培が始まりました。
高知県内で9,000年以上前の遺跡から蕎麦の花粉が見つかっており、当時から蕎麦が栽培されていたと考えられています。
また、さいたま市でも約3,000年前の遺跡から蕎麦の実が発見されています。
江戸職人のファストフード?
それから時は過ぎ、一般庶民に蕎麦が広まったのは江戸時代の中期から後期。この頃に製麺技術が発達し、蕎麦は江戸中に広まりました。
1860年には、江戸の蕎麦屋は3,763店にのぼったと言われています。
そして江戸時代の神田といえば、全国から優秀な職人さんが集まる「職人の町」でした。そんな神田の街でも、手早くお腹を満たせる蕎麦は職人さんたちから絶大なる人気を得ます。
つゆが濃い理由
ちなみに、蕎麦の三大系統は「更科蕎麦」「藪蕎麦」「砂場蕎麦」ですが、神田にある藪蕎麦はつゆの味が濃いことで有名です。
では、一体なぜつゆの味が濃いのでしょうか?
職人たちは肉体労働で大量に汗をかくため、塩分を欲します。そんな職人の好みに合わせたために、藪蕎麦は濃い味付けのつゆになったと言われています。
神田という街の風土が独自の味を生み出したのですね。
このような背景が、神田という街を蕎麦の名所にした所以なのでしょう。
おすすめ求む!
ここ神田には、私自身まだまだ訪れていないお蕎麦屋さんがたくさんあるので、ぜひ色んなお店を訪問したいと思います!
お蕎麦以外にも神田近辺でおすすめのお店があれば教えてくださいね!
それではまた!
★今回ご紹介したお店の情報★
松竹庵 ます川
〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町2丁目6
営業時間 平日11:45~14:00 / 17:30~20:00(土日定休)
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